≪コラム≫ XYZ Vol.001

― 400字で想うこと ―

Vol.001 変化に対応できるか

 

 

偶然にも山手線新型車(E235系)の試運転走行を見かけた。昨年夏に、国内随一ともいえる主要路線の新型車の発表で衝撃を受けたのは「中づり広告が無くなる」という事であった。

先月、一転して中づりは継続すると発表があったが、今後は電車内や駅構内でも紙や看板が減少し、デジタルサイネージ(ディスプレイ広告)が台頭していく事はデジタル社会における当然の流れともいえる。

 

明治11年(1878年)に乗り物酔いのポスター広告が車額面で掲出されたのが日本の交通広告第1号とされ、そこから連綿と続く交通広告の過渡期にいる。

紙や看板で固定して掲出するのと、15秒単位で移り変わるディスプレイと、どちらも一長一短があり優劣をつける事は出来ないが、状況に応じて柔軟な対応が求められる時代だ。

 

進化論を唱えたダーウィンは「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である。」という言葉を残した。

道を切り拓くという事は、変化を重ねていくのと同意語なのかもしれない。

 

 

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