電車の混雑率とは?

 

通勤・通学で、毎日混雑している電車。

筆者が上京したての時、朝2分おきに来る電車がどれもこれも満員の光景を見て「東京ってどんだけ人がおんねんっ!」って思ってました。

通勤電車だけでなく、年末年始や大型連休には新幹線のホーム風景と混雑率を報道しているニュースをよく見かけますね。

 

この「混雑率」は、いったいどんな基準なのでしょうか。 

国土交通省鉄道局が発表した資料に、混雑率100~250%を分かりやすく図にまとめたものがありました。

 

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混雑率100%=定員乗車としているようです。混雑がひどい場合は、250%を超える状況を経験した方も多いのでは。かつて、つり革に掴まりながらマイケル・ジャクソン並に体が斜めになりながら乗車したことが懐かしく思えます。腕が折れそうで、わき腹の筋を痛めましたが。。

 

 

では、東京圏の主要区間で特に混雑している箇所を見ていきましょう。

 

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 (その他の区間の混雑率はコチラ

 

各路線で100%を超えており、朝の通勤・通学時間帯がいかに混雑しているかがよく分かります。 

 

電車の車体下側をよーく見ると、「定員○○人」と書いてあるのはご存知でしょうか。首都圏の通勤型電車(運転席無し車両)であれば、概ね快適に乗れる人数は140~150人だそうです。混雑緩和のために、安全運行を守りながら増発や車両・車内空間の工夫を凝らした努力を電鉄は行っています。

無理な乗車で、更なる混雑や思わぬ事故・危害を加える事がありますので、時間に余裕を持った行動をするのも必要ですね。

 

 

 

出典:国土交通省 「三大都市圏における主要区間の平均混雑率・輸送力・輸送人員の推移」 「東京圏における主要区間の混雑率」「混雑率」

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