-都営浅草線- 歌舞伎顔の新型車両5500形☆デビュー
2018年7月17日
カテゴリ: the 鉄の極み
こんにちは。 やまよこです。
都営浅草線 の新型車両「5500形」がデビューしました!
都営浅草線は昭和35年に都営初の地下鉄として浅草橋~押上間で開業し、
現在、北総鉄道~京成電鉄~都営交通~京急電鉄と相互直通運転をしており
平成30年の今年で50周年を迎えます。
羽田・成田空港から都心へ、また観光路線としても国内外からの観光や通勤など
乗客のみなさまにより快適に利用いただける車両となっているようです。
東京都交通局のHPにも紹介されている概要を一部ご紹介します^^
浅草線新型車両のコンセプトとデザイン
●コンセプト
日本らしさとスピード感が伝わる車両
●デザイン
【外観】
国際的にも日本のイメージとして一般的で、
かつ浅草線沿線とゆかりある歌舞伎の隈取りを現代風にアレンジし、凛々しく躍動感あるデザイン
【内装】
和紙や寄せ小紋のほか、東京の伝統工芸品である江戸切子などの柄とともに
沿線由来のイラストを使用し落ち着きのある和の雰囲気の中にも遊び心がある空間デザイン
見学会があったのでわたくし行って参りました~
素人目線で新型車両の魅力をお伝えできればと思います♪
まず車両基地に入って目に入ったのは、ずらっと並ぶ旧車両の中
一番端に唯一停められていた新型車両!いざご対面!!
虫に例えると…従来の車両がキュートないもむし顔なのに対し
新型車両はシャープなカマキリ顔です。かっこいい…♥
虫に例えてしまいましたが、新型車両は
歌舞伎の隈取りをイメージした車両デザインになっているようです…(説明2回目)
車両に入ってみる…
全体はこんな感じです。白を基調としたすっきり・広々した空間です。
注目ポイント~
● 其の壱
中に入って印象的なのは広く取られたスペースです。
車椅子やベビーカーの乗客や大きな手荷物を持った乗客でも
乗りやすい車両になっています。
優先席付近も広くスペースが取られています。
窓も大きく開放的なデザインになっていますね。
● 其の弐
広告が見やすいように中づりとつり革の位置を離して設置をしている。
と電鉄の方が説明してくれました。たしかに…
広告を販売している側からすると非常にありがたいです。
車両によってはあるんですよね、中づりにつり革のポールがかかってしまうことが。
場所は指定できないのでクライアントには何とも言えないのですが…
つり革を増やした中でも、広告クライアントへの配慮が伺える部分です。
● 其の参
ドア横の手すりと座席側面の間が広く取られています。
よくよく見ないと気づかないと思うのですが、
私のようにここに寄りかかる人には嬉しいスペースです♪
キャリーケースなどの大きな荷物を持った時にもいいですよね。
●其の四
【貫通部】
【日よけ】
【座席】
各所に日本をイメージしたデザインがちりばめられています。
これも新型車両の見どころのひとつかと思います。
短い時間の見学でしたが、乗客が居ない中でじっくりと車両を見させてもらい
満足して帰ってくることができました^^
まとめると、広くとられたスペースとデザインが印象的な車両でした。
今後は順次導入され、車両も増えていくようです。
たまには違った目線で車両を見渡してみてはいかがでしょうか。
– おまけ –
お土産にもらった新型車両のパンフレットとクリアファイルです。
わーい^^
●「KABUKI UNDERGROUND」~8/22まで公開!
新型車両5500形のデザインの元となった歌舞伎の隈取り。
今注目の若手歌舞伎俳優 中村壱太郎さんが出演されています。
歌舞伎の代表的な「獅子物」の舞とともに、新型車両の凛々さ躍動感を表現しています。