解説は「技のショッピングモール」の異名を持つ、元小結・前の海さんでお届けします。
今回も白熱した決まり手が見られそうです。
其の壱
解説:「スペースは必ずすべて使わなければならない」という概念を取っ払って、吹き出しのみをデザインにしたステッカー。固定概念にとらわれない取り口は、奇手“居反り”で有名になった宇良ようだ。
其の弐
決まり手:はんぶん
解説:スペースをすべて使わない取り口はこちらも負けていないが、50%カットを身をもって体現したデザイン。“2倍”で有名なのは高見山だが、1/2とは斬新だ。
其の参
解説:銀座一丁目に設置の自販機は、一風変わった「ふるさと納税ができる自販機」。各地の名水を集め、購入したら納税に繋がる仕組みである。かつて、国税庁のイメージキャラクターに選ばれたのは人気力士・遠藤だ。
其の四
解説:告知すると同時にシェアを呼びかける展開。デジタルサイネージならではの、さまざまなパターンで訴求する。取組後のインタビューで力士の息が上がり、つぶやくような声なのは、取り組みの疲れだけでなくインタビュールームまで走って行っている事は意外と知らない事実。
其の五
解説:「心に残るアニメは、目を見ただけで作品の記憶が蘇る」と謳われた展開。アイキャッチが多い大型ボードにおいて、じっくりと見せる事が出来る手法である。視線が鋭いコワモテといえば松鳳山だろう。