バス・車体広告に迫る!

 

街中を走るバスの車体にも、「公道を走る広告」としてさまざまな広告枠があります。今回は「車体広告」にスポットを当て、各メディアの特徴を探っていきます。

 

1.ラッピングバス(フルラッピング)

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車体広告と言えば、ラッピングバスをまず初めに思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。フィルムを側面・後部面で貼り付けて包み込む(ラップする)ことから名づけられました。2000年に都営バスが採用したことで広く広まり、全国の多くのバス会社で採用されています。

バス広告では最も高い価格ですが、他のメディアと比べても存在感は群を抜いています。ラッピングバスは屋外広告として見なされるため、通常のデザイン基準と合わせ厳格なルールが定められているのも特徴です。

 

2.ハーフラッピング

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フルラッピングに比べ、広告面積は狭いものの、大型シートを貼りつけたものをハーフラッピングと呼びます。側面のみ、側面+後部面など、総面積に対しての費用換算が一般的です

フルラッピングまではいかなくとも、大型展開を希望されている場合に適しています。

 

3.大型側板(車道側)

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車体右側(車道側)に掲出する大型看板です。サイズは横幅1mを超えるものが多く、中には2m近い大きさのものもあり、遠くからでもフレーム枠が付いている為、認識しやすいメディアです。

 

4.大型側板(歩道側)

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車体構造上、車道側よりサイズは小さくなりますが、乗降口や歩道に面した看板は人気が高く、停車時のバス利用者はもちろん、走行時でも歩行者に対してPRが出来ます。横幅は1m以下に抑えられたものが主流です。

 

5.後部板

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後続車両へダイレクトに発信するなら後部板です。幹線道路や車の多い地域に向け、一般企業・店舗はもちろん、石油会社や自動車保険、レンタカー会社などドライバー向けに特化した広告も多くみられます。

 

まとめ

バスを利用しなくとも街を歩いていれば目に入る車体広告。自然と街の中に溶け込み、対象エリアの人々へ刷り込まれていきます。車内広告に比べ広告との距離は遠いですが、その分大きさでカバーでき、ダイナミックな展開が出来るバス車体広告をぜひ利用してみてはいかがでしょうか!

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