B判ってなんなんだ?

交通広告にはB0とかB3というB判サイズが良く使われています。

 

nakaduri  ekibari

    【中づり B3サイズ】           【駅貼り B0サイズ】

 

そもそもこのB判って何なんでしょう?

 

 

用紙サイズで馴染みの深いものにA判やB判というものがありますが、

それぞれのサイズはこのように決まっています。

 

【A判】

A0 : 841×1189㎜

A1 : 594×841㎜

A2 : 420×594㎜

A3 : 297×420㎜

A4 : 210×297㎜

 

【B判】

B0 : 1030×1456㎜

B1 : 728×1030㎜

B2 : 515×728㎜

B3 : 364×515㎜

B4 : 257×364㎜

 

 

どうしてこんな中途半端なサイズなんでしょうか?

 

 

 

これらのサイズは、長いほうの辺を半分にすると一つ下のサイズになるという特徴があり、図にするとこんな感じです。

サイズ2

こうすることで、紙を半分に切っても残りも更に利用できるという、とっても効率的なサイズなんですね。

 

 

 

これは『ルート長方形』と呼ばれる縦横比率が「1:√2」(白銀比)の長方形にみられる特徴らしいです。

スライド2

確かに、長辺を半分にすると

1:√2÷2 = 1×√2:√2÷2×√2 = √2:1

となりました。パチパチ

 

 

 

では、A判とB判の違いはどうやって決められてのでしょう?

 

 

 

A判 : 面積が1㎡の「ルート長方形」がA0

(ドイツで考案された規格で、国際規格になっている)

 

B判 : 面積が1.5㎡の「ルート長方形」がB0

(日本で考案された規格で、国内のみの規格)

 

と定められているらしいです。

 

ということは海外ではB判というものは認知されていないんですね。

 

 

 

それでは、次の研究に移ることにしま~す。

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