日本最大のバスターミナル
「バスタ新宿」を徹底解明!!
2016年4月5日
カテゴリ: 業界ウォッチ
JR新宿駅の新南口改札に直結する、日本最大高速バスターミナル「バスタ新宿」が2016年4月4日に開業しました。
以前は新宿の各所に点在していたバスターミナルをギュッと集約し、約120社のバス会社が北は
青森県、西は福岡県まで39都府県を結ぶバスの発着地となっています。
バスターミナルは主に4Fの屋外を使用し、3Fはタクシー乗り場、2FはJRの改札と、多方面への乗り継ぎが今まで以上にスムーズになりました。
1日4万人以上の利用客と、ピーク時には1日あたり1,600便以上の発着が見込まれている、日本最大の高速バスターミナルと言えます。
オンライン編集部は開業初日の様子を取材してきました!
JR南口から甲州街道を挟んで撮影。左のタワーは「JR新宿ミライナタワー」。
高速バスへ向かうエスカレータには、多くの人がすでに並んでいました。
長距離移動という事もあり、キャリーバッグを引く姿がよく見られます。
甲州街道を渡った場所は2F。さっそくここから行ってみます。
3Fはタクシーのりば。通路だけ見てもかなり広い事が分かります。
初日という事もあり、テレビクルーの姿も多いです。
かわるがわるタクシーがやってきます。
4Fのバスターミナルから、成田空港行きのバスが下りてきました。
行先が違うバスがぞくぞくと発車していきます。
のりばのある4Fへ向かってみましょう。
エスカレーターを上った先には案内所・待合所がありました。モダンな造りですが、スッキリとしています。
発券カウンターは空港さながらのスタイリッシュな感じ。
自動発券カウンターは、有人よりスッキリとした造りです。
では、屋外の高速バス乗り場へ行ってみましょう。
のりばはA~Dの4つのエリアを色で分け、各方面別に集約されています。
通路から外を見ると、テラスとJR線が一望できました。これは開放感のある眺めです。
外国人観光客も多い事から、自販機も英語・中国語・韓国語に対応しています。
フリーWi-Fiも完備。海外では今や当たり前ですが、これは重宝されそうです。
3Fからバスが上ってきました。ミライナタワーと2ショット。
長野県・岡谷駅へ向かうバスには長蛇の列ができていました。
通路は所狭しと、バスを待つ人で溢れ返っています。
バスを誘導する係員も、どことなく気合が入っていました。正確な誘導、お疲れ様です!
待合所に戻りました。6Fのガーデン、7Fのファームが気になるので上ってみます。
6Fは屋上になっていました。高層ビルが見渡せる位置なのでさすがに開放感があります。
6Fから見たバスタの全体像。
外階段から7Fのファームエリアへ。レモンやローズマリーをはじめ、さまざまな植物が植えられています。
区画は狭いですが、会員制のファームになっているようです。ここでの農作業は気持ちよさそうですね~。
一通り見学したので、2Fまで戻ってきました。
新南口側には、高速バスの発車一覧表示があります。これだけでもかなりの発着数があることが分かりますね。
ビルに高速バスやタクシーが入る為、新たに「バスタ新宿前」の交差点が出来ていました。
もちろん一般車両の入場は禁止。間違いの無いように、係員がここにも居ました。
バスタ新宿・初日の様子をお届けしましたが、いかがでしたでしょうか。
電車とは違った、高速バスでの旅を楽しむ方も多くなっており、更にバスタ新宿の利用が高まりそうです!
バスタ新宿 http://shinjuku-busterminal.co.jp/
東京都渋谷区千駄ヶ谷五丁目24-55
アクセス:JR「新宿駅」新南改札直結 2分