一目で分かる!
路線バスの走行エリアまとめ
【東京都版】
2016年8月16日
カテゴリ: 大人の自由研究
「東京都内を走る主な一般路線バスって、どれがどこを走っているの?」
バスメディアを扱う上で避けては通れないこの疑問に、大人の自由研究・バスチームが立ち上がりました。
非常に大まかですが、事業者の運行エリアを東京都の地図に落とし込んだ調査結果を発表します!
(同名のグループ会社は一括りにしています)
主に23区内全般と、小平市(花小金井駅)から東大和市・武蔵村山市・瑞穂町を経由し、青梅市内を運行しています。
山手線内の都心部では他バス事業者との競合がほぼ無いため、都営バスの独擅場と言えます。
都内では、主に中央線の駅から西武線沿線を中心に走行しています。電車では遠回りが必要な、
武蔵野線・西武池袋線・西武新宿線・中央線の各線を縦ラインで結んでいるのが強みです。
新宿・渋谷の2台ターミナルを起点としているのが特徴です。以西を運行しており、おおむね中央線の
南側~京王線間や、京王線~京王相模原線間の電車未走行エリアを広くカバーしています。
中央線を起点に、西武新宿線・西武池袋線・京王井の頭線沿いを走っています。
特に、新宿~武蔵境駅間の中央線駅全駅をカバーしているのは関東バスしかありません。
都内は、渋谷駅を中心に世田谷区・品川区・港区・大田区を走行しています。
また、神奈川県内のベッドタウンエリアを走行しており、東急沿線をカバーする形です。
名称の通り、立川駅を中心に、国立駅・玉川上水駅・拝島駅などを起点として走行しています。
電車未走行エリアが多い地域をバスでカバーしており、毎日多くの住民が利用しています。
都内はおおむね足立区内のみで、埼玉・千葉への南エリアへ抜けていきます。東武伊勢崎線を中心に、
東側を走行するつくばエクスプレス、西側の日暮里・舎人ライナーへ向かう方が多く見られます。
墨田区・葛飾区・江戸川区を走っており、都営バス走行エリアの東限以東を担っています。
海側のJR京葉線から東京メトロ東西線・都営新宿線・JR総武線の、縦ラインを結ぶ運行が強みです。
神奈中バスのメインは神奈川県内ですが、都内は町田市を中心に多摩市・八王子市を走行しています。
特に町田駅は神奈中バスの発着が最も多く、同駅の路線バスのシンボルと言えます。
小田急線沿線がメインですが、武蔵野市・三鷹市・調布市などや川崎市、横浜市北部を走っています。
小田急グループのバス会社は多く、立川バス・神奈交バス・江ノ電バス・箱根登山バスなどがあります。
品川区・大田区の、東京南東部の湾岸エリアを走行しており、全体の範囲は神奈川県東部の
三浦半島にまでわたっています。関東ではいち早くノンステップバスを採用した事業者でもあります。
走行エリアは豊島区・練馬区・板橋区・北区・新宿区・中野区・杉並区・足立区と多岐にわたり、
埼玉県の南西部まで至ります。都心部へ向かう各路線間を広くカバーしているのが特徴と言えます。
八王子市・あきる野市・青梅市を中心に走行している西東京バス。JR中央線・五日市線・青梅線駅を
起点に、西は山梨県まで伸びる広範囲なカバーエリアが強みです。
いかがでしたでしょうか?このほかにもコミュニティバスなど、都民の足として走行しているバスがあり、
棲み分けされたエリアで特色ある事業展開がされています。
では、研究のため次の県に向かいまーす。
※運行エリアは2016年8月現在、当社調べ