Chapter_3 「関東バスはどのエリアを走っているのか?」
2018年3月1日
カテゴリ: the 鉄の極み
こんにちは。キョウエイオンライン編集部・バス班です。
久々の登場となった「the 鉄の極み」の第3弾は、JR中央線沿いを中心に走行する関東バスの走行エリアを大解剖!
赤いボディカラーが印象的な関東バスですが、どの駅にはどの営業所のバスが乗り入れているのかが一目で分かる、“そのスジの人”には大人気の企画です。
それでは、電車の路線図を基にした走行エリアマップで、営業所ごとに見ていきましょう。
丸山営業所
《小滝橋通り~目白通りを経由し、丸山営業所へ至る“宿02”系統》
中野駅・江古田駅からの発着が多く、中野駅は7系統、江古田駅は4系統が乗入れています。
また、新宿駅・池袋駅といったターミナル駅へも乗入れているのが特徴で、新宿駅からは利用者の多い新宿駅西口~小滝橋間を、池袋駅からは西武新宿線~JR中央線を結ぶ重要路線を担っています。
阿佐ヶ谷営業所
《再開発後、中野駅北口・中野サンプラザ前がバスターミナルになっている》
杉並区・中野区を中心に練馬区、板橋区、北区と東西に広く運行しているのが分かります。
特に、杉並区役所のある南阿佐ヶ谷から、阿佐ヶ谷駅~鷺ノ宮駅方面へ伸びる中杉通りを走るバスの利用者が多く、阿佐ヶ谷駅発着は7系統のバスが運行しています。
また、赤羽駅東口と高円寺駅を結ぶ路線は、関東バスの一般路線では最長距離、かつ最東・最北端へ向かう路線です。
《南阿佐ヶ谷駅~阿佐ヶ谷駅から中杉通りを北上するバスは、時間を問わず長蛇の列ができる》
青梅街道営業所
《青梅街道営業所の主力路線が発着する荻窪駅北口は、10系統以上が乗り入れる》
荻窪駅北口発着の路線が主力で、順に西荻窪駅北口、吉祥寺駅北口に乗り入れる本数が多い営業所。
丸山営業所・阿佐ヶ谷営業所と同様に、JR中央線以北をカバーしていますが、西荻窪駅経由・立教女学院方面の路線は住宅地も通過するので、朝夕問わず利用者が多いです。
五日市街道営業所
《荻窪駅南口からの環八を南下する路線は狭い道路が多いため、中型車両の使用率が高い》
関東バスでは唯一、JR中央線の以南の運行をメインにしている営業所で名前の通り、五日市街道を最も長く走行する路線を保有しています。
また、高円寺駅~新高円寺駅~永福町駅(高45系統)、荻窪駅~高井戸駅~芦花公園駅~千歳烏山駅(荻58系統)といった、JR中央線から南方面の東京メトロ丸ノ内線・京王線方面を結ぶ貴重な路線を保有しています。
武蔵野営業所
《関東バスをはじめ複数のバス会社が乗り入れる吉祥寺駅北口は、バスの姿が絶えない》
吉祥寺駅北口、三鷹駅北口、武蔵境駅北口発着の路線が大半を占めます。
成蹊大学・武蔵野大学・亜細亜大学・嘉悦大学などの学校をカバーしているので、学生向けの広告展開で武蔵野営業所をチョイスする場合もあります。
三鷹駅~武蔵野大学~武蔵境駅を結ぶ路線(鷹30系統)は、沿線住居や大学へのアクセスになっているため朝・夕を中心に利用率が高くなっている傾向です。
《三鷹駅北口は、武蔵野大学や武蔵野市役所方面の利用が目立つ》
まとめ
京王線~中央線~西武池袋線を結ぶ南北の移動を担っているので、電車では遠回りする場所でもバスでは短距離で最寄駅へ行く事ができます。
全営業所の中心となる新宿~武蔵小金井間のJR中央線駅は、大半が1日あたり10万人近い利用者がいる駅で、運行本数も多い事からバスが身近な存在のエリアと言えるでしょう。
武蔵野地区を広くカバーする関東バスでの広告を、ぜひご検討してみてはいかがでしょうか。