交通広告の手法を徹底解析!【四ノ巻】

 

解説は南の富士さんでお届けします。

 

其の壱

キョウエイアド 交通広告

決まり手:とびこみ

解説:スキャンされた自分の顔がキャラクターの顔に置きかわり、作品の中に入った自分が、他のキャラクターと会話する体験ができる。相撲部屋へ入門する際は、飛び込みではなく手続きを踏もう。

 

 

其の弐

キョウエイアド 交通広告

決まり手:むねきゅん

解説:「絵にかいたような青春、ください。」のコピーは、懐かしくも恥ずかしいと感じたら大人になった証拠。あの日々はどこへやら。。。イケメン力士に胸キュンする女性はいるが、相撲の世界では、胸は借りるもの。

 

 

 其の参

 キョウエイアド 交通広告

決まり手:ただよい

解説:ポスターからイケメンの香り、ではなくチョコレートの香りが漂う加工をしてある。汗土まみれの力士イメージがあるが、近づけば鬢付けの甘い香りが漂うことを知っている人は少ないだろう。

 

 

其の四

キョウエイアド 交通広告 四十八手

 

決まり手:ながしめ

解説:雪が降るとすっかりおなじみとなったキャッチコピーは、印象的な流し目によって引き立つ。各界の“流し目王子”は稀勢の里で間違いない!?

 

 

其の五

キョウエイアド 交通広告

決まり手:くいちぎり

解説:意図的にポスターを破り、サメの獰猛さを表現している。豊ノ島ら4人は、焼肉60人前の肉を喰いちぎったという伝説もある。

 

 

其の六

キョウエイアド 交通広告

決まり手:おしこみ

解説:たった3つの顔のパーツだけで分かる超有名キャラクターを、まるで壁に押し込んだようだ。まるで、押しが得意な臥牙丸が施工したかのようである。

 

 

其の七

キョウエイアド 交通広告

決まり手:しんぷる

解説:文字を除いた大半のデザインは、緑のラインのみ。これだけで商品イメージが出来るのは培ってきたブランド力であろう。一歩間違えれば意味が分からない紙一重なところは、千秋楽を8勝7敗で勝ち越した関取に近い。

 

 

其の八

キョウエイアド 交通広告

決まり手:じもとあい

解説:立川を愛し、また立川市民からも愛された商業施設の広告は、ダジャレもきいてインパクトも大。九州場所の際には、対戦力士が「アウェーのようだ」と嘆いた、地元からも愛された往年の魁皇を見ているようである。

 

 

其の九

キョウエイアド 交通広告

決まり手:れきし

解説:1980年から紡いできた、国民的キャラクターの歴代の映画ポスターを散りばめている。因みに映画が始まった年は小生の生まれた年でもある。年を経てもなお愛される、高見山(ジェシー)を思い出した。

 

 

其の拾

キョウエイアド 交通広告

決まり手:じつげんか

解説:ゲーム・映画のキャラクターが現実世界へ飛び出してきた。こんなのが街中を暴れまわったらたまったものではない。同じ黄色いキャラクターでも、日本相撲協会のキャラクター「ひよの山」とは大違いだ。

 

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